Elvis Costello のGeorgie and Her Rivalの和訳

tofuです。こんつぁー。いやこんにちは!^^^ また好きな曲の和訳をします。

 この曲はElvis Costelloの”Mighty like a rose(薔薇のように力強く)”というアルバムに収録されているGeorgie and Her Rival (ジョージと彼女のライバル)という曲です。Singleにはなっていませんが代表曲の”Veronica”みたくキャッチ―なメロディーです。

 だけど、GeorgieなのにHer Rivalなの?この歌は何の事を歌っているの?と気になっていました。一緒に入っていた日本語訳の歌詞を見ても何のことかよく分からなかったので今回はこの曲を訳してみることにします。

1番

Georgie grew to hate her name.
It sounded like a tiny man and the one she had said “I can’t see you , but I’ll call you Whenever I can” Sometimes the phone would ring, when she was half-asleep. A voice would drag her down with its suggestions. Though she often felt cheated, she never felt cheap.

(chorus)Well heaven knows what fills the heart and makes you feel so alive.
It’s impossible to tear apart Georgie and her rival.


ジョージは自分の名前が嫌いになった。
(なんだか、それは器の)小さい男のような響きであり、彼女は「会えないけど、いつでも電話するよ」とも言っていたから。時々彼女が寝ぼけている時に電話が鳴り、その声が彼女をその提案へと引きずっていく(いつでも電話するとか、そういう提案をさせる)彼女は騙されたと思うことはあっても、安っぽいと思ったことはない。
(サビ)何が心を満たし、生きていることを実感させてくれるのか、それは天国が知っている。
ジョージと彼女のライバルを引き離すことは不可能です。

 一番最初に曲のタイトルの答えを言っている。ジョージは女の人なのにGeorgieって男の名前みたいで、いかにもそういう男の人が言いそうな事(会えないけど、電話する)まで彼女が言っている。それから彼に何か騙されていそうだけど、あんまり悪く思ってないみたい。

2番

It was half-past February and he hadn’t called since New Year’s Day.
Maybe He’d found another woman. To say those words no chapel girl should say.
Her mother would phone and always keep talking. She’d try to be polite making faces. But somewhere in the back of her mind, her rival was stalking.


(chorus)Well heaven knows what fills the heart and makes you feel so alive.
It’s impossible to tear apart Georgie and her rival.


2月も半ばを過ぎた頃、元旦から一度も彼から電話がかかってきません。多分、彼は他の女性を見つけたのでしょう。チャペルの少女(キリシタンの女性?)が言ってはいけない言葉を言うために。彼女の母親は電話をかけてきていつも話し続ける。彼女は礼儀正しく顔を作るように努めた。でも、彼女の心のどこかで彼女のライバルがストーカーになっていた。
(サビ)何が心を満たし、天国うんぬん…(さびのところは同じなので省略

 1番で歌っていた騙されているっていうのは彼が他の女を作っているって事みたい。チャペルの少女って何の事だろうか。恐らくサビで天国のみ知る~♪とか歌っているので、多分Georgieはキリシタンで、礼儀正しくして仮面のように顔を作っていて、自分を強く抑えている女の人なんじゃないかと思った。つまりチャペルの少女はジョージの事。母親も厳しい人なのだと思う。

 でも、いくら抑えたって彼に対する怒りみたいなもの出てきてしまって、それがストーカーのような気持になっているのかな。だとするとHer RivalはGeorgieの本心みたいなもの?てか、フツーはめちゃくちゃに怒るよね。溜め込んじゃって何か嫌な予感.。o○

間奏

Her rival would always wait till the eighth or ninth bell.
He’d be desperate anyway and drunk as well.
She always liked to hurt him to prove he was prepared to love her anyway that she wanted.
So she could tell which she preferred.


彼女のライバルはいつも(夜の)8時か9時の鐘が鳴るまで待つんだ。
彼は(desperate:やけくそみたいな意味)とにかく必死で、しかも酔っぱらっているんだから
彼女はいつも彼を傷つけて、彼女が望むように(彼が)彼女を愛する準備ができていることを証明するのが好きだった。
だから、彼女はどちらが好きかわかるのです。

 強調が少し暗くなってCメロというのだろうか。彼の浮気がばれてしまったのだろう。お仕置きみたいな感じでしょうか。とりあえず謝らせて夜8時くらいから抑えてた彼女の一面(Her Rival)が爆発みたいな? …うん、、、まぁー彼が悪いのだけど。からりとした性格じゃないというか…。彼女がどっちが好きかって、これはHer Rivalの方。つまり天使(Georgie)と悪魔(Her Rival)みたいに例えたら悪魔の感情の方かな?

He sat up with his address book trying to think what mood he’s in.
His finger traced past Georgie’s name to someone who needed less persuading.
He didn’t hear through her disguise.
He didn’t leave her in a rush just like the promise that he left on her machine that almost made her blush.
The radio plays a lover’s symphony.
“The number you have dialed has been re-directed”
Now she puts him on the speaker-phone whenever she has company.
(chorus)Well heaven knows what fills the heart and makes you feel so alive.
It’s impossible to tear apart Georgie and her rival.


彼は自分が、どんな気分なのか考えようとアドレス帳を持って席を立った。
Georgieの名前を指先でなぞり、より説得力のある人物を探した。
彼は彼女の変装を見破れなかった。
彼女のマシンに残された、彼女を赤面させそうな約束のように彼は慌てずに(彼女の元を)去った。
ラジオは恋人のシンフォニー(交響曲)を奏でた。
“おかけになった電話番号は転送されました”
今、彼女は来客があると彼をスピーカーホンにする。
(サビ))何が心を満たし、生きていることを実感させてくれるのか、それは天国が知っている。
ジョージと彼女のライバルを引き離すことは不可能です。

 何かまだ復習が続いている感じ…。心の中でストーカーしてたのかと思ったら、変装してストーカーしているとわ! Her machineっていうのは留守番電話のことだと思うけど、ここに何か彼女を赤面させる約束を残したみたい。…約束というのは愛の告白みたいなのだろうか、兎に角その時に見たいに落ち着いて自分の事を考えようとしていたみたい。
 ラジオの交響曲と、彼の声をスピーカーフォンで対比させちゃうのが何とも皮肉というか、彼だってそこに電話してくると思うので、その時にストカーされていたと気が付くよね。そして、その後のサビで何が人の心を満たすかは天国のみ知ってる。と来て、なんだか、ひねくれてる感じがすごいです…。そんなもので心満たしちゃダメだろが!

4番(2番と同じ)

It was half-past February and he hadn’t called since New Year’s Day.
Maybe He’d found another woman. To say those words no chapel girl should say.
Her mother would phone and always keep talking. She’d try to be polite making faces. But somewhere in the back of her mind, her rival was stalking.
(chorus)Well heaven knows what fills the heart and makes you feel so alive.
It’s impossible to tear apart Georgie and her rival.

2月も半ばを過ぎた頃、元旦から一度も彼から電話がかかってきませんでした。
多分、彼は他の女性を見つけたのでしょう。チャペルの少女(キリシタンの女性?)が言ってはいけない言葉を言うために。
彼女の母親は電話をかけてきていつも話し続ける。彼女は礼儀正しく顔を作るように努めた。
でも、彼女の心のどこかで彼女のライバルがストーカーになっていた。
(サビ)何が心を満たし、天国うんぬん…(さびのところは同じなので省略

 2番を最後にもう一回歌うのは何か「もう一度意味を考えてみて。チャペルの女性が言わないってところ分かったでしょう?」って言いたげな…。あえて想像させてるような気もする。
 なんかもう少し違う曲のイメージだった。先日のLisa LoebのFools like meも駄目な女な感じだったけど、今回はまた悪い方向にダメって感じで…意味も分からず聞きまくっていた私は何なんだ…前回同様にこの曲も演奏とかは良い感じなのだけどね…。また違う曲を訳してみようと思います。

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カテゴリー: 翻訳

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